シネブリッジ

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映画産業マーケット

2011年(平成23年)

映画入場者数と興行収益

2011年の興行収入は過去最高だった前年比82.1%
震災の影響もあり減収も、公開本数は83本増

2011年の年間興収は1,811億9,700万円(前年比82.1%)、入場者数は1億4,472万6千人(前年比83.0%)と過去最高を記録した前年から減少した。

興収の内訳は、邦画が995億3,100万(前年比84.2%)、洋画が816億6,600万(前年比79.7%)となり、4年連続で邦画のシェアが洋画を上回った。

震災により閉館・休館となった劇場もあるなどの影響もうけ減収となったが、公開本数は779本と前年比83本増。邦画が441本(33本増)、洋画は358本(50本増)となった。

邦画の1位は昨年に引き続きスタジオジブリのアニメ『コクリコ坂から』(44.6億)が記録。これでジブリ作品が1969年『魔女の宅急便』以来13作品連続での1位を獲得。
また、上位10作品中9作品が東宝配給作品と強さを見せつけた。

洋画の1位はシリーズ最終作となった『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(96.7億円)、次いで『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(88.7億)、『ハリー・ポッターと死の秘 宝 PART1』(68.6億円)と、人気シリーズ作品が安定したヒットを記録した。

映画入場者数と興行収益

映画スクリーン数の推移

国内スクリーン数は3,339スクリーンとなり18年ぶりの減少
国内全スクリーンの約60%がデジタルシネマに!

2011年のスクリーン数は3,339となり前年比73スクリーン減。内、震災の直接的被害により閉館を余儀なくされた映画館が40スクリーンあった。シネコンの台頭により1993年以来増加を続けていたが18年ぶりの減少となった。

また、全体の約60%(1,991スクリーン)がデジタルシネマ対応となり、今後もさらにデジタル化が急速していく見通しである。

映画スクリーン数の推移
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