シネブリッジ

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映画産業マーケット

2012年(平成24年)

映画入場者数と興行収益

震災の影響を受けた2011年と比べ大幅な盛り返し
邦画が興収全体の6割超は2000年以降で最高

2012年の年間興収は1,951億9,000万円(前年比107.7%)、入場者数は1億5,515万9千人(前年比107.2%)と震災などの影響で落ち込んでいた2011年と比べ、大幅に盛り返した。

興収の内訳は、邦画が1,282億円(構成比65.7%・前年比128.8%)、洋画が670億円(構成比34.3%・前年比82.1%)と、洋画の落ち込みがさらに顕著となった。
また公開本数は邦画554本(前年441本)、洋画429本(前年358本)の合計983本(前年799本)と大幅に増加した。

邦画1位に輝いたのは興収73.3億円の『BRAVE HEARTS 海猿』。以下、2位に『テルマエ・ロマエ』(興収59.8億円)、3位に『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』
(興収59.7億円)と、上位3位はいずれもフジテレビ製作の映画となった。また、配給会社別では、上位10作品中、興収53億円で4位に入った『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を除く9作品がすべて、東宝の配給作品となった。
一方、洋画で興収50億円を越えたのは、1位の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(興収53.8億円)のみと寂しい結果となった。

映画入場者数と興行収益

映画スクリーン数の推移

スクリーン数は3,290スクリーンで、前年の3,339から減少。
国内全スクリーンの約88%がデジタルシネマに、また3D上映可能スクリーンは全体の32%に

全体の約88%(2,897スクリーン)が、デジタルシネマ対応となり、前年比20%増とデジタル化が急速に進んだ。うち3D上映が可能なのは、全体の32%(1,042スクリーン)となり、前年比9.5%増となった。

1993年の1,734スクリーンを最初として、以来増加を続けていたスクリーン数は、2011年に続いて2年連続で減少した。

映画スクリーン数の推移
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