シネブリッジ

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映画産業マーケット

2017年(平成29年)

映画入場者数と興行収益

2000年以降、歴代2位の好成績を記録!
ディズニー『美女と野獣』大台100億突破で堂々の1位
洋画が上位10作品中8作品を占め、人気復活の兆しを見せる

2017年の年間興行収入は2285億7200万円となり前年比97.1%と微減も、興収発表を始めた2000年からの過去18年間で、2016年に次ぐ歴代2位の好成績となった。また年間入場者数も前年比96.8%となる1億7448万3000人と微減したが、こちらも2016年に次ぐ歴代2位となった。作品別で興収トップとなったのは、名作ディズニーアニメを実写化した『美女と野獣』。大台100億突破の124億円を記録する特大ヒットとなった。次いで『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と『怪盗グルーのミニオン大脱走』がそれぞれ73億円突破でランクイン。TOP3を洋画が独占した。

公開本数は1187本と史上最多を記録。5年連続で1000本を超えた。洋画と邦画の興収構成比は、45.1%対54.9%と洋画が前年の36.9%からシェアを伸ばした。また興収10億以上のヒット本数も邦画が上回り、シェア逆転とはいかなかったが、興収50億以上の大型ヒット本数では邦画が1本のみだったことに対し、洋画は6本を記録。興収上位10作品中8作品が洋画となるなど、洋画人気の復活目覚しい1年となった。

動員、興収とも洋画が逆転。邦画製作は活況続く

映画スクリーン数の推移

体感型4Dスクリーン、30都道府県までエリア拡大

スクリーン数は昨年比53増となる3525スクリーンとなり、2013年から5年連続で増加。うちデジタル上映は3453(全体の98.0%)、3D上映は1214(34.4%)。4D上映は30都道府県までエリアを拡大している。

映画スクリーン数の推移
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