シネブリッジ

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映画産業マーケット

2016年(平成28年)

映画入場者数と興行収益

2000年以降、最高の年間興収を記録!
年間入場者数も、42年ぶりに1億8000万人台に回復
『君の名は。』邦画で15年ぶりの興収200億超え、歴代4位に

2016年の年間興収は2355億0800万円と前年比108.5%の伸びで、興収発表となった2000年以降では最高の数字を記録した。また年間入場者数も1億8018万9000人と、1974年以来42年ぶりに1億8000万人台に回復。『君の名は。』の歴史的ヒットや、洋画では2年ぶりの100億超えを果たした『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、社会現象となり興収80億円を突破した『シン・ゴジラ』などメガヒットに恵まれたことが要因となった。

公開本数は1,149本と4年連続で1000本突破。洋画と邦画の興収構成比は36.9%対63.1%と邦画人気が復活。また、アニメーション作品の健闘が目立ち、上位10作品中7作品がアニメーション作品となった。

動員、興収とも洋画が逆転。邦画製作は活況続く

映画スクリーン数の推移

体感型4Dスクリーンが増加

全国のスクリーン数は35スクリーン増と、2015年に比べ増加は緩やかとなった。また体感型4Dシアターも23スクリーン増え、27都道府県にまで拡がった。2017年以降もシネコンの出店が予定されており、スクリーン数の微増が予想されている。

映画スクリーン数の推移
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