シネブリッジ

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映画産業マーケット

2020年(令和2年)

映画入場者数と興行収益

『鬼滅の刃』歴代最高興収樹立!コロナ過で年間興収は過去最低に

新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により、甚大な被害を受けた日本の映画界。2020年の年間興収は2000年以降過去最低の1,432億8,500万円となった。大型作品の軒並みの公開延期や、緊急事態宣言による映画館の臨時休業など、過去最高だった前年の2611億円対比54.9%と半減。また、観客動員は1億613万7000人で前年54.5%と、55年に同連盟が発表を始めて以降最低を記録。過去に類を見ない一年となった。

4月に発令された緊急事態宣言により全国ほぼすべての映画館が約2カ月休業となるも、GW明けから映画館は順次営業を再開。6月下旬から公開となったスタジオジブリ旧作4作品上映のヒットを皮切りに、夏興行『今日から俺は!!』、『コンフィデンスマンJP』、『映画 ドラえもん』等が相次いでヒットを記録。着実に映画館に客足が戻った。

9月には待望の洋画新作『TENET テネット』が公開。そして10月に公開となった『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が歴代最高興収を大きく塗り替える歴史的ヒットを記録。コロナ過の映画界を救った。

映画スクリーン数の推移

スクリーン数3,616スクリーンで、前年から33スクリーン増加

スクリーン数は3,616となり、前年比33スクリーン増となった。コロナ禍以前から開館計画がすすんでいたTOHOシネマズ池袋やTJOY横浜など新たなシネコンが2020年にオープン。8年連続での増加となった。

映画スクリーン数の推移
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